Genetic Disease/Traits Tests
遺伝性疾患検査/形質遺伝子検査
犬・猫の「繁殖」をするすべての人に、知って欲しいこと…
現代だから出来る科学の力で愛のある健全な繁殖を
愛犬・愛猫に痛みのない、簡単な方法でDNA検査ができることをご存じですか?
ーなぜ愛犬・愛猫の為のDNA遺伝性疾患検査が必要なのでしょうー
現在、Orivetでは犬と猫を対象に250種類を超える遺伝子検査を行なっています。
中でも遺伝性疾患検査は、これから産まれてくる子犬達を救うためにとても大切な検査です。
ほとんどの遺伝性疾患の治療法はまだ見つかっていないうえに、
知らないうちに人間の手でどんどん増やしてしまう可能性がある病気です。
発症してしまった犬や猫と一緒に生活をしていくことは、精神的な苦痛はもちろん、
飼い主やブリーダーに多大な経済的負担を与えることにもなってしまいます。
そのため、遺伝性疾患検査は動物にとっても飼い主にとっても非常に重要な検査なのです。
DNA検査が出来なかった時代、私たちは何も知らずに病気の犬や猫を繁殖に使用し、多くの
病気をもった子犬・子猫(および発症予備軍)を作り出してきました。これは誰の責任でもありません。
しかし、DNA検査が可能な今、簡単な検査で確実に病気を持った不幸な子孫の誕生を避けられるのです。
先進国を中心に、世界的にも繁殖前にDNA検査を必ず行う姿勢が「あたりまえ」になりつつあります。
日本ではまだ浸透し始めたばかりですが、今や繁殖に携わるすべての人が必ず知っておくべきこと、
それがDNA遺伝性疾患検査です。
DNA検査で、疾患の原因を継承しているかどうかがわかる時代はもう来ています。
その直接的で科学的な検査で得られる結果は、これからの繁殖に大いに役立つ有益な情報となるでしょう。
DNA遺伝性疾患検査について正しい知識を持ち、
健全なブリーディングに努める皆様をオリベットは全力でお手伝い致します。
遺伝性疾患検査
各犬種ごとに特有の遺伝性疾患が存在し、DNA検査をすれば、その個体が遺伝性疾患を引き起こす遺伝子を持っている かどうかがわかります。子孫に病気が継承されないように、 DNA検査をして健全な交配を行うことは、交配を行うすべて の人にとっての義務と言えるでしょう。
例(トイプードル):
進行性網膜桿体-錐体変性症 (prcd PRA)
ムコ多糖症 VI(プードル系)
骨軟骨異形成症/骨軟骨異形成症(ミニチュアプードル系)
先天性巨大血小板症/血小板減少症
進行性網膜委縮症 rcd4
カングリオシドーシス GM2(プードル系)
ムコ多糖症 VI(プードル系)
フォンウィルブランド病 タイプ I
*検査が可能な疾患は各犬種によって異なります。
私達をサポートしてくれるDNA検査
・交配犬、繁殖犬に適した犬の選択ができます。
・繁殖計画のための科学的データ-を提供します。
・遺伝的観点での犬の健康状態がわかります。
・健全なブリーディングにより、好評な犬舎の維持ができるよう
になります。
・健康な子犬が購入できるよう、買い手を保護します。
・遺伝性疾患を減らす為の管理、活動、研究に貢献します。
・犬の健康の発展を担います。
形質遺伝子検査
コートカラーや毛の長さなどに関与する形質遺伝子をもっているかどうかがわかります。
例(ラブラドール):
E 遺伝子座 - (クリーム/レッド/イエロー)
I 遺伝子座
ブラウン (345DELPRO) Deletion
ブラウン (GLNT331STOP) Stop Codon
ブラウン (SER41CYS) Insertion Codon
レバー [TYRP1] (Lancashire Heeler Type)
D 遺伝子座 (Dilute) Locus
ダイリュート D2 Variant (Chow Chow Type)
K 遺伝子座 (Dominant Black)
A 遺伝子座 (Fawn/Sable;Tri/Tan Points)
長毛遺伝子 (Canine C95F)